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【北限のゆず研究会が目指す未来について】


皆さま大変ご無沙汰しております。

北限のゆず研究会会長の佐々木隆志です。


2013年6月に「北限のゆず」でみんなの笑顔と希望を!を掲げ、

北限のゆず研究会を発足してから来年で10年を迎えます。

研究会がここまで続けてこられたのは、皆様のご支援の賜物です。誠にありがとうございます。


今年に入ってから、これまでの活動を会員・事務局とともに振り返り、次の10年について考えてきました。

たくさん話し合いを重ねる中で芽生えた「目的」と「目標」をお伝えさせていただきます。


目的:北限のゆずに関わるすべての人にとっての「心のよりどころ」になる

目標:2031年までに「収穫量30t」を達成する


近年は、大変ありがたいことにたくさんの事業者様から「北限のゆずで商品を作りたい」というお問い合わせをいただいております。

しかし、お応えするだけの収穫量にはまだまだ足りていないのが現状です。


2021年は初めて収穫量が10tを超えましたが、ゆずは隔年結果が起きやすく、豊作の翌年は収穫量が激減します。

今年度から岩手県農業改良普及センター様とともに、隔年結果を軽減するための研究を始めました。

また、震災後に植えられた約1,000本の樹も実るようになってきたので、全生産者様を対象に園地調査を実施しています。


目標はかなり高く遠い道のりですが、できることを少しずつ積み重ねていき、必ず達成します。

その先には、皆さまにとって、我々にとって、「心のよりどころ」となっている北限のゆずの未来があると信じています。


200年以上前から陸前高田市に生息していたゆずの歴史からすると、研究会の歴史はまだ20分の1です。

私たちは、北限のゆずを今後100年200年と続く“陸前高田市の名産品”とするためにこれからも取り組んでまいります


来年の10周年は、次の10年『北限のゆず研究会の第二章』を応援してくださる皆さまとともにお祝いできることを心から楽しみにしております。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


北限のゆず研究会会長 佐々木隆志


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